31 May ラウンドマーク 32S-3 まだまだ続くさらなる修理 一旦使えるようになった32S-3でしたが、あるとき全くパワーが出なくなりました。 真空管の各ピンの抵抗値を正常値と比べてみました。V4の3ピンの値が異常値です。 これは、FIRST MIXERのバランス抵抗の異常であることがわかります。 VRの3ピン側の断線が疑われます。100Ωを仮設してみると今まで全く流れなかったIgとIpが流れるようになりました。パワーも回復しました。 新品のコスモスのVR16形500ΩBで交換し各部再調整してパワーが回復できました。 PR
08 December IC-706の修理依頼がありました。今後の参考として記録 IC-706の修理依頼がありました。症状40Mバンド2Mバンド全く送受信できずということでした。 ネットワークで検索すると2Mバンドの不具合は、アンテナ端子直下のチョークコイルが電源コネクタによって剥がされることが多いことが解ったので早速調べてみました。 指で強く押さえるとたちまち受信機能復活でした。今後のためコネクタの一部を削ってチョークに当たらないように処置しました。 次に40Mバンドですが、蓋を開けバンド切り替えのリレー群の基板を調べました。40Mバンドのリレー付近を指でなぞると受信が少し改善することがわかりました。リレーのアンテナ側の端子のハンダ不良でした。 矢印2箇所のハンダをし直して無事送受できるようになりました。交換部品なく修理完了でした。
10 August 32S-3ランドマークの不具合その2 32S-3ランドマークの修理が完了したはずでした。しかし、CW運用でのサイドトーンの音は小さくVOXの働きも不安定でした。原因は、2nd Audio AMP の不具合であることがわかりました。デカップリングのC6Aが絶縁状態(容量がありません)でした。これはブロックコンデンサですがC6Bの方は生きていました。C6Aを新しいチューブラー型の電解コンデンサに交換して解決いたしました。サイドトーンの音量もVOXの動作も安定いたしました。 しかし、75S-3Bとトランシーブ操作にまだ不具合が残ります。75S-3BのVFOとRCVR-XTAL-OSCを使うと受信時CWのトーンがかすかに聞こえます。しばらく送信を行うとこのトーン音が受信時徐々に大きくなり信号を消すぐらいの大きさになります。TRANS VFOやTRANS-XTAL-OSCを使用するとこの現象は起きません。 これが解消できれば修理完了でしょうか。 32S-3 不具合その2
08 November COLLINS 32S-3 の修理ができた。 2019年にヤフオクで落札した受信機75S-3B の相方送信機32S-3 もヤフオクで落札しました。電源自作512F-2もどきもあるので早速動作させてみました。ところがPTTで送信するとパワー計では80〜100Wぐらいでるのですが、CW(マイクないのでSSB未確認)でVOXがうまく動作しません。推奨リキャップをして見ましたがだめでした。キーイング回路、VOX回路、低周波増幅回路、電源回路、など疑ってみましたが、ついにTONE-OSC回路が動作していないことが判明しました。 推奨リキャップ 32S-3 修理の詳細